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ゲル・ゲル相分離の論文がNature Materialsに掲載されました


ゲル・ゲル相分離の論文がNature Materials誌に掲載されました。

PEGを骨格に持つハイドロゲルを非常に低濃度(〜1wt%)で作成したところ、ゲル化後に、高分子の濃厚な相と希薄な相に相分離する現象を発見しました。ゲル化臨界ギリギリのところでゲルを作ると、親水性の高分子に水を加えれば加えるほど相分離が進行するというユニークな現象です。このいわばゲル・ゲル相分離とも呼ばれる現象は、親水性高分子であるPEGの系で起きていることが特異的であり、細胞培養の培地としての応用が期待されています。

この研究は、東京大学の酒井 崇匡教授の研究グループが主導で進めたもので、我々は小角X線散乱による構造解析で貢献しました。小角散乱からは、相分離が進行していく様子や、相分離後の濃厚相の内部での高分子の構造が明らかになりました。


Ishikawa, S.; Iwanaga, Y.; Uneyama, T.; Li, X.; Hojo, H.; Fujinaga, I.; Katashima, T.; Saito, T.; Okada, Y.; Chung, U.; Sakumichi, N.; Sakai, T. Percolation-Induced Gel–Gel Phase Separation in a Dilute Polymer Network. Nature Materials 2023, 1–7.

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