Instruments
光散乱装置#1(ALV 5000ベースの自作品)
ALV社製の光散乱装置をベースに、大幅に改造した装置。多くの研究で使用しており、稼働率は高い。
光散乱装置#2(顕微動的光散乱装置)
自作の共焦点顕微鏡を利用して、微小体積に対しての動的光散乱測定が可能。FCSもできるようになりました。
光散乱装置#3(ALV CGS-5022F)
ALV社製の光散乱装置。汎用的な実験に最適。He-Neレーザーを使用しており、温度は-10~90ºC程度で使用可能。
二次元スペックル測定装置
自作のレーザースペックルを観測する装置。コヒーレンス長の長いレーザーと高感度カメラで実空間観測では見えないぼやけた空間的な不均一状態を可視化してくれる。
小角広角X線散乱装置(Anton Paar SAXSpoint5.0)
SAXSからWAXSまで、q=1E-3 - 5 Å-1までの範囲をカバーする自動X線散乱装置。温調は-10-120Cで運用可能。通常は大気チャンバーモードで運用しており、q=5E-3 - 2 Å-1程度の計測が可能である。遂に光散乱に加えて、X線散乱もラボで測定ができるようになった!
動的粘弾性測定装置(Anton Paar MCR501)
粘度、動的粘弾性、応力緩和等の粘弾性挙動を測定できる。二重円筒・平行平板・コーンプレートなどの治具が利用できる。
一軸伸長試験機(島津 EZ-L)
最大延伸倍率20倍程度の一軸延伸が可能。50Nのエアチャック式のクランプを利用することが多かったが、意外とクリップ式のクランプがいい感じ。
高速液体クロマトグラフィー(島津 Prominence)
示差屈折率とPDA式のUV検出器を備え、室温以上に温調した状態で、水系のサイズ排除クロマトグラフィー、高圧グラジエントによる逆相クロマトグラフィーが可能。セミ分収も可能。流路が増えすぎて、大変なことになっている。
屈折計(Anton Paar Abbemat 650)
小数点5桁目まで有効なデジタル屈折率計です。液体、固体サンプルに対応していて、測定部位に載せるだけで測定可能。FFKMパッキンを用いているので、有機溶媒耐性もばっちり。温度範囲は4Cから125Cです。
示差屈折率計(大塚電子 DRM 1021)
高分子溶液の屈折率増分(dn/dc)を測定できる。粘性が高いサンプルは希釈して測定する必要がある。
偏光顕微鏡(Olympus BX51)
結晶や液晶などの異方性をもつサンプルを視覚的に評価できる。水に浸漬させたゲルサンプルなど、界面が不明瞭なサンプルを測定するのにも役に立つ。
冷却高速遠心分離機(Thermo ST 8FR)
最大30,000×gの遠心分離が可能で、-10から40ºCまでの温調ができる。様々なローターを完備している。
紫外可視分光光度計(JASCO V-630)
波長200-1100nm内の透過率・吸光度測定が可能。測光範囲は-3~3Abs程度。ペルチェー温調を装備しており、0~100℃範囲内で温調が可能。微量サンプル用のセルやDNAの融解曲線用のキャピラリーセル・フローセルを備えている。
グローブボックス(グローブボックス・ジャパン GBJF080)
無水環境用のグローブボックス。北海道は元々湿度が低いので、利用頻度が下がったかも。
ミキサー(シンキー AR100)
高分子溶液などを混合する装置。縁の下の力持ちで、サンプルの再現性が良くなります。人気なので、2台目導入しました。
凍結乾燥機(ヤマトDC800)
凍結乾燥機。サンプルを精製する過程でよく使います。古い装置だが、大平くんがオーバーホールしたので、安定的に動作してる。
-30ºC フリーザー(フクシマガリレイ)
フリーザーです。大きいフリーザーはやはり扉が重い。
超純水装置(Elga Flex3)
超純水装置。設定した容積の純水を素早く供給できる。省スペースで良い。
ドラフト(ダルトン DFB10-AB18)
何かと便利な幅広なドラフト。
実験台(ダルトン)
ダルトンの最近の実験台は天板が白い!